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2023-09

月山・弥陀ヶ原は天国へ続く? - 2011.09.29 Thu

 9月24日の日本全国晴れマークの天気予報で発奮。春スキーで何度か通った月山を日本海側から上がってみたくてエーイやってみろ、と出発。もっと体調や体力が回復してから・・・という安全志向もあったのですが。
月山高原ラインのふもとに夕方着き、手向のかつての宿坊の集落で宿を探すが朝を山で迎えてたい気持ちもあり、八合目まで上がってしまうことに。八合目駐車場に着いたころは日も落ち、ランプで御田原参篭所で泊まれるか偵察にいくが真っ暗で閉まっていた。寝袋は用意しておいたので車中泊に。満天の星に天の川、何年ぶりだろう。
 翌朝は、鳥海山から庄内平野が見渡せ、なんといっても山の空気が心地よい。末期がん患者は不死鳥のごとく蘇るのか、弥陀ヶ原を散策。天国なのか、そこへと続く道なのか、木道を歩く。
 月の沢温泉に寄り、鳥海山のふもとの奥山・手代林道の長々とした砂利道を走破。秋田県から山形県にぬけ、新庄市に泊まる。翌日は帰路に着くが、この日は嘔吐に悩まされ、一日かけて、りんごと梨を一個ずつしか食べられなかった。家に帰ってからは、二日間寝込むことになってしまったのでした。

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弥陀ヶ原と筋雲

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  月山山頂と池塘

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池塘群

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 御田原参篭所前にて

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 大清水園地からの鳥海山

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 新庄市の宿:アットホームで女将さんと奥さんが話し込んでしまった。




 
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旅路の果て その2 - 2011.09.03 Sat

旅路の果て その2

「余命三ヶ月」を過ぎてひと月になります。7月17日からちょうど一ヶ月間、寝たきりで過ご
してきましたが、少しずつ食べられる様になり8月17日には何と犬の朝の散歩ができたの
です。それ以来、毎朝散歩ができ、骨と皮の状態になった48キロの体重も52キロに戻り、
不定愁訴もなくなってきました。
18日には、山梨の帯那山林道、28日には群馬の御荷鉾林道にドライヴに行ってきました。
「がんは治る」系の本に出てきた「がんが治るのは奇跡でもなんでもない」「気長に待てば
治る」というような言葉が身近に、リアルに感じられるようなり、末期がんの、痛みがひどく
なる、のどが詰まる、腹水がたまる、吐血するなどの不安感や恐怖感が遠のいてきたよう
な感じがしています。
 先日、NHKの番組で「百万回の永訣」という柳原和子氏のがん闘病記を見て、その日
に「神様のカルテ」という映画も見ました。命や死、がん医療などについてもっと深く考える
べきことがありそうなのですが、どうも死生観に不感症というかあっさりとした私の思考も
これはこれでがんを治すのにはよく作用しそうな気もしています。
 今まで体調のよい時と悪い時の波を何度も経験してしてきたので今の良い波がどう続くの
か分かりませんが、ゲルソン風食事療法と玄米菜食をひたすら続け、体重の回復とゆくゆく
は鎮痛剤を止める事に挑戦していきたいと思っています。

旅路の果て・・・ - 2011.07.31 Sun

旅路の果て・・・となるか、がんの闘病記になりました。

2010年11月、息切れがひどくなり、呼吸器科で調べてもらいましたがわからず。
2011年4月4日、胃カメラ検査で食道に腫瘍が見つかる。
4月11日、食道がん3~4ステージと診断され、紹介状をもらい、専門病院にかえる。
4月27日、国立がんセンター東病院で第四ステージで放射線治療もできず、抗がん剤治療を連休明けから始めるよういわれる。
元気な体調・体力を自らみすみす病人状態にしたくない、すぐには休めない仕事をかかえている、というのが抗がん剤治療を受けるかどうか躊躇したきっかけでしたが、インターネットの闘病記などで調べれば調べるほど、抗がん剤治療そのものに疑問がわき、代替療法を考えるようになりました。
5月の連休は、瀬戸内海の周防大島、秋芳洞、津和野、広島、尾道と最後の?ドライヴをしました。
5月9日、抗がん剤治療を断りました。余命3ヶ月と宣告されました。
5月15日、最後の?スキー、と最終日の奥只見丸山スキー場へ行き一本だけ滑ってきました。
5月中ごろより「ゲルソン風」食事療法(肉・卵・牛乳と塩分を断つ。アルコール、油脂、白砂糖、精白小麦粉、添加物の入ったものなどを避ける)と玄米菜食をはじめました。6月に入ると体調が悪化し、食欲も落ち、横になることが多くなり、仕事も休むようになりました。
6月19日がETC1000円割引最終日なので二日かけて、関越道ー長野道ー中央道ー東海北陸道ー北陸道ー関越道ーの中部地方の高速道路一周1000キロのドライヴをする。
6月末、退職届けを出す。
7月9~12日、旧安房峠、八尾、井波、能美市九谷焼、橋立、越前市・武生、冠山林道、徳山ダム、明智町、上矢作、飯田、をまわる。(ちなみに、愛車の2001年製デリカスペースギアの走行距離はまもなく25万キロになります。)
7月中頃、食べると生唾がこみ上げて来て食べられなくなる、という症状が現れ、一日に水コップ一杯、ご飯も一杯しか入らない日があり、このままでは死んでしまう!とあせる。5口づつ間を入れながら食べると入っていくことがわかるが7月の末になると、それが2口づつになる。いよいよ食道がふさがってきたか、と不安になるがなんとか入っていくのでまだ完全にはふさがってはいないようです。一日中横になっていることが多く、歩くだけで息切れしてしまうこの頃ですが、幸いなことに末期にみられる激痛に襲われることはありません。代替療法でがんを治す!という気合でこの余命3ヶ月を乗り越えたいものです。

九州・伝建地区の旅(3) - 2011.02.15 Tue

佐伯市に宿がとれなくて、臼杵市へ、駅前の宿でコンビニ弁当のわびしい大晦日。うって変わって、別府温泉のホテルでは「特別室」で新年を迎えました。
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臼杵・歴史の道

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臼杵・石垣が立派

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野上弥生子文学記念館、本年一番乗り

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道の駅「みえ」からの眺望

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別府温泉・ホテル風月の特別室

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鉄輪温泉の湯煙

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富貴寺・阿弥陀堂(国宝)

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国見温泉・あかねの郷

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豊後高田市・「昭和の町」

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「昭和ロマン蔵」

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ボンネットバスの復元の様子

九州・伝建地区の旅(2) - 2011.02.12 Sat

鹿児島へ南下しました。嬉野、平山、日奈久、湯の鶴、吹上、北郷温泉、と温泉に
立ち寄りながらの旅は続きます。


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湯の鶴温泉・あさひ荘

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曾木の滝 なかなかの迫力ある自然の造形

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大当の集落

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野間岬付近で

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枕崎お魚センター

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終着駅の枕崎駅はなかなか見つからなかった。

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都井岬灯台

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日南市へ向かう・幸島

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道の駅「なんごう」は絶好のロケーション

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今回の旅のメイン、飫肥の町・飫肥城

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鵜戸神社は海岸の洞窟の中にあった。

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日南海岸のハイライト「鬼の洗濯板」、道の駅「フェニックス」より

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秋光

Author:秋光
 旅の始まりは、小学校の時に読んだルイーゼ・リンザー著「マルチンくんの旅」が出発点だったのかもしれません・・・

 古い町並みや建物、温泉、棚田などを旅しています。
最近は、愛犬ルソーと猫のコローが道連れです。

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